topicsトレーニングお役立ち情報
お役立ち情報 目的: アンチエイジング
睡眠の質を上げる方法
5分で眠れる!スヌーズ機能で二度寝!は要注意!?
最近よく眠れていますか? ぐっすり眠って目覚めスッキリ!快眠に繋がる様々なポイント
■「質の良い睡眠」とは? そもそも睡眠の目的は、体を休息させ、脳の疲れをリセットすること。健康状態を高く保つために最も大切なものです。
質の良い睡眠は
〇スムーズに寝付き
〇ぐっすり寝て
〇スッキリ起きる 具体的には
〇布団に入って10分前後で寝付く
〇寝ている間途中で何度も目が覚めない、かついびきをかかない
〇朝起きたとき、体がすっきりしてだるくない、体が重くない これがまさに質の良い睡眠ということになります。
睡眠の質をチェック
①いびきをかくことが多い
➁起床4時間後に眠気を感じる
③休日に昼まで寝ている
④うたた寝をよくする
⑤布団に入るとすぐ眠りに落ちる
⑥目覚ましのスヌーズで二度寝する
上記6つのどれか1つでもあてはまるものがあれば睡眠の質が悪い可能性があります。
安眠できるかは、朝の行動で決まる! 質が良い睡眠のためには、朝の行動が大事です。
目を覚ましたら太陽光を浴びる
目に光が入ることによって交感神経が刺激され、目覚めのスイッチが入るとされてます。分泌されたセロトニンが夜になってメラトニンにかわり、眠気を催してくれます。 カーテンを開けて窓の近くできちんと光を浴びる。直射日光ではなくてもよいとされてます。
コップ一杯の水を飲む
起きたらまずコップ一杯の水を飲んで、血流を良くするのが大切とされてます。 眠って朝起きたときには、汗や尿により500CC程度の水が出ていきます。それを素早く補うことにより、血流を良くして自律神経を助けてくれます。
その時は常温の水か白湯がおすすめです。
朝ご飯をしっかり食べる
朝食を食べることによって胃が動き自律神経を優しく目覚めさせることができます。 朝食を摂ると体が温まるので、そのためにも肉類や大豆などのたんぱく質をとるのが効果的です。 また、良い睡眠のためには、乳製品やバナナなど、体内で生成できない必須アミノ酸のトリプトファンを多く含む食品がおすすめです。 睡眠ホルモンであるメラトニンの生成に役立つとされてます。
朝は脱水があって血が固まりやすいので。 血圧や心拍が上昇してしまって心筋梗塞や脳梗塞の可能性も・・・。
起立性低血圧の方は立ち上がった瞬間にフラッときたりするので、軽くストレッチをすることによって自律神経を少しずつ目覚めさせることができる。
寝る前のポイント
スマートフォンは、就寝1~2時間前はご注意を・・・
ブルーライトがメラトニンの分泌を抑制してしまいますし、どんどん脳が活性化して覚醒度が上がってしまいます。それによって眠気が来ないことがやはり一番大きな問題になる。しかし、仕事上確認しなきゃいけない人とかいると思います。
何時以降は絶対見ないなど、決めるのも1つの方法なのかもしれません。
夕食は就寝2~3時間前までが理想です。 夕飯は早めに済ませ、消化のために内臓が動くと、眠りが浅くなります。
入浴は就寝前2時間以内に。 38℃~40℃のぬるめのお湯に5~10分がおすすめ。 血流を良くすることは大切なので、そのためにはお風呂に浸かることは重要です。 水圧と浮力で血流が良くなり、深部体温を上昇させ、入浴後少し深部体温が下がってくるところで眠気をもよおしやすいので、そのタイミングで布団に入っていただくのが理想です。
足が攣る原因とその対処法
足が攣ることは、誰にでも起こりうる痛みや不快感です。この記事では、足が攣る主な原因とその対処法について詳しく説明します。それでは、足が攣る原因について見ていきましょう。
1. 筋肉の疲労や不足
– 運動不足や長時間の立ち仕事などで筋肉が疲れたり、不足したりすると、足が攣りやすくなります。特にカリウムやマグネシウムなどのミネラルが不足していると、攣りやすくなります。
2. 水分や電解質の不足
– 水分や電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム)が不足すると、筋肉の正常な収縮とリラックスが妨げられ、足が攣りやすくなります。特に運動後や暑い日には、水分補給と電解質の摂取が重要です。
3. 姿勢の悪化
– 姿勢が悪いと、特定の筋肉が過度に緊張し、血流が悪くなることがあります。これにより、足が攣るリスクが高まります。デスクワークや長時間の座り仕事をしている人は特に注意が必要です。
4. 過度な運動やストレッチ不足
– 過度な運動や無理なストレッチは、筋肉や靭帯を痛める原因になります。また、ストレッチ不足も筋肉の柔軟性を低下させ、攣りやすくします。
対処法:
– 水分補給:運動前後や日常生活で十分な水分を摂るようにしましょう。
– ミネラルの摂取:バランスの取れた食事やサプリメントで、カリウムやマグネシウムを補給します。
– 適切なストレッチ:筋肉を十分に伸ばすことで、柔軟性を保ち、攣りを予防します。
– 正しい姿勢:適切な姿勢を保つことで、筋肉や関節の負担を軽減し、攣りを防ぎます。
以上のポイントを押さえることで、足が攣る問題を解決し、快適な日常生活を取り戻しましょう。
デジタル時代における健康維持のための5つの習慣
花粉症対策に腸内環境
花粉症対策に腸内環境の改善を・・・
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、人によっては頭痛やひどい眠気など、花粉症は考えるだけでも辛いものです。
花粉飛散ピークを迎える前にやっておきたい事前の対策のひとつに、腸内環境の改善があるといいます。
花粉症は免疫の過剰反応
花粉症と腸内環境に関係があると言われてます。
花粉症は、スギなどの花粉が鼻などの粘膜から体内に入る事でアレルギー反応がおこります。
免疫機能とは、体に細菌やウイルスなど有害な異物が入ったときに退治するものです。
腸は免疫器官でもある
腸の働きといえば食べ物の消化吸収が思い浮かびますが、実は免疫にも大きく関係があります。
腸は、飲食物のほか口や鼻から入る細菌やウイルスなど、常に“異物”にさらされる器官です。腸には、体内の免疫機能の
約70%が集まっているとされていますが、ご存じでしたか。
腸の免疫力をサポートするのが腸内細菌です。
腸内には、約100兆個もの細菌が棲んでいるといわれています。よく善玉菌、悪玉菌など聞かれた事があると思いますが、腸内細菌は数百種類とあり、それぞれが集団となり競いあっています。これが腸内フローラで、食べ物の消化に役立ったり、免疫機能を助けたりします。
腸内環境を改善する食生活の秘訣
食生活の乱れや飲酒、ストレス、睡眠不足などは、腸内フローラの乱れにつながります。
食生活の欧米化による食物繊維の不足や脂質の取り過ぎも指摘されています。腸内フローラのバランスをよくするには、これらを改善することです。
◎手軽にできる事
食事で納豆やヨーグルト、味噌、漬物といった発酵食品を選ぶこと。これらは乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を多く含みます。
また、キノコ類や海藻類、野菜などは、善玉菌のエサとなる食物繊維が豊富です。
昔ながらの日本の家庭料理には、こういった食材がたくさん使われていました。
腸内フローラは、肥満や糖尿病、動脈硬化、認知症など、様々な病気との関連性があります。
腸によい生活は、花粉症対策だけでなく健康に生きるために役立っていきます。
食事だけでなく、疲労回復やストレスの解消、十分な睡眠なども必要なので、心がけていきましょう。
クエン酸にはどんな働き??
「みかん」といっしょに食べちゃダメな食材はある?意外と知られていないNGな組み合わせ
ミカンにはクエン酸が多いという話で聞いたことはございますか?
クエン酸にはどんな働きがある?
クエン酸は酸味のもとは、柑橘類や梅などに多く、トマト、酢などにも含まれているといわれてます。 クエン酸のはたらきは、ミネラル(カルシウムや鉄など)の吸収促進 ・疲労感の軽減 ・新陳代謝の促進 1日の摂取量については必須栄養素ではないといわれており明確な基準はないとされてます。
一般的には1日3gほどで効果が得られるといわれてる一方で、5~15gほどの摂取をすすめている所もあります。
骨が弱っていたり、貧血気味の場合や疲れやすいと感じる人や運動をする人などは、とくにクエン酸の摂取を心がけることをおすすめです。
クエン酸をみかんからとるべき理由は?
クエン酸を豊富に含む食品には、シークワーサー、レモン、かぼす、ライムなどがあります。これらは、いずれも100gあたりに6g以上ものクエン酸を含んでいるとされています。 しかし、食品は酸味が強すぎたり、日常的に入手が難しかったりするため、定期的に摂取することは難しいです。 そんな時に入手しやすく多くの人が食べやすい食品で探していると、100gあたりに1gほどのクエン酸を含んでいるミカンにたどり着きました。 もちろん、同じ程度のクエン酸を含む食品はほかにもあるのですが、ミカンにはそれ以外にも機能性成分が多く含まれています。たとえば、抗酸化作用や骨を丈夫にする作用のある『β-クリプトキサンチン』や、毛細血管を強くしたり血流改善作用などのある『ヘスペリジン』も同時にとることができるのです。
ミカンであれば、一般的な1個あたりの重さが約100gなので、3個ほど食べればクエン酸の効果が期待できる可能性が高いです。
みかんを工夫して取り入れてみよう!
クエン酸をとるときは、できるだけ空腹時を避けることも大切です。 クエン酸には胃液の分泌を促して消化を助けてくれる作用もありますが、それによって胃に負担がかかることもあります。そのため、食事中や食後などにとり入れるようにすると安心でしょう。 クエン酸はカルシウムを多く含む乳製品や小魚、鉄を多く含むあさり、ほうれん草などの色の濃い葉物野菜を一緒に食べるようにすれば、ミネラルの吸収を効果的にしてくれることが期待できます。 みかんを食べるときには、こういった食品を積極的に組み合わせることをおすすめします。 ご紹介した内容を参考に、クエン酸の補給源として役立つみかんを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか
ピラティスのメリットとデメリット
ピラティスは、柔軟性、筋力、姿勢、心身のバランスを向上させるためのエクササイズ方法として広く知られています。しかし、ピラティスには利点だけでなく、考慮すべきデメリットも存在します。今回は、ピラティスのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット
1. 全身のトーンアップ: ピラティスは、全身の筋力を均等にトーンアップさせる効果があります。特に、腹部、背中、お尻、太ももなどのコア部位を強化することで、姿勢が改善され、バランスが向上します。
2. 柔軟性の向上**: ピラティスは、ストレッチや連続的な動きを含むため、柔軟性を向上させるのに効果的です。筋肉の柔軟性が高まることで、日常生活での動きがよりスムーズになります。
3. 姿勢改善: ピラティスのエクササイズは、姿勢を改善するのに役立ちます。コア部位の強化や身体のバランスを整えることで、正しい姿勢を維持する習慣が身につきます。
4. 低負荷なトレーニング: ピラティスは、ジョイントに対する負荷が比較的低いため、怪我のリスクが低いです。これは、あらゆる年齢や体力レベルの人々に適したエクササイズ方法と言えます。
5. 心身のリラックス**: ピラティスの動きは、呼吸と連動して行われるため、心身のリラックス効果があります。ストレスを軽減し、心の安定感を高める助けとなります。
デメリット
1. 効果が遅い: ピラティスの効果は、他のエクササイズ方法と比べて時間がかかる場合があります。筋力や柔軟性の向上には継続した取り組みが必要です。
2. 高価なトレーニングセッション: ピラティスのプライベートセッションやグループクラスは、一般的に他のフィットネスプログラムよりも高価です。予算に制約のある人々にとっては負担になる可能性があります。
3. 高度なテクニックが必要: ピラティスの一部の動きやポーズは、高度なテクニックが必要な場合があります。初心者にとっては、正しいフォームを身につけるのに時間がかかることがあります。
4. 高度な教育と知識が必要: ピラティスのインストラクターには、高度な教育と知識が求められます。質の高い指導を受けるためには、信頼できる指導者を見つける必要があります。
結論
ピラティスは、身体と心をトータルで鍛える効果的なエクササイズ方法ですが、利点とデメリットの両方を理解することが重要です。個々のニーズや目標に合ったトレーニング方法を選択し、健康と幸福を追求しましょう。
ふくらはぎが痩せないのは・・・
「ふくらはぎの痩せ方」
まずふくらはぎが太くなる原因は何があるでしょうか?
①むくみ
②脂肪
③筋肉
大きく分けるとこの3点ではないでしょうか。
この3つの中で1番みなさんが当てはまるのが「むくみ」ではないでようか。
ふくらはぎを指で押さえてなかなか戻ってこなかったり靴下の線が消えなかったり
足首周りがパンパンに張っていたりすると浮腫みの可能性が大!!!
次に「脂肪」はぷにぷにと柔らかいだけだったり、ぎゅっと寄せると表面がボコボコになるセルライトがついて太く見えている可能性があります。
最後の「筋肉」は使いすぎて筋肉が硬くなったり、太くみえている可能性があります。
歩き方や姿勢が関与してふくらはぎを使いすぎていることもあるかもしれません。
ですのでまずはご自身がどの原因なのか確認してみましょう
ふくらはぎの痩せ方①「むくみ解消」
まずは血流やリンパの流れを良くすることを最優先します
足指を広げて末端からの流れを促進します
そして足の裏をマッサージしていきたいのですが、ここでポイントです。
手をグーにして関節のゴツゴツしたところで指のほうから踵に向かって流すようにマッサージします
〇ゴリゴリするところがあれば重点的に
〇手で足を持っての足首回し
〇大きく左右に回していきます
ふくらはぎの瘦せ方②「脂肪を引きはがせ」
流れがよくなってきたところで、硬くなった脂肪を引きはがすマッサージをしていきます
結構ガチガチに固まっている人が多いようです。
そのままふくらはぎをつまむようにしていきます
この時のポイントはつまんだら軽く左右、上下に動かしてみて下さい。
すると筋肉と皮下脂肪が引きはがれやすくなります
ただしカチカチの方はなかなか取れないので痛いと思うので少しづつ行いましょう。
ここまでやればたいていの方はふくらはぎスッキリです
ふくらはぎの痩せ方③「足裏クッションと筋肉の使い方」
足指がしっかり握れると手と同じようにしっかりと関節が出てきます
足裏のクッションが出来ますので関節が出ない人はクッションが利いてない証拠
ということは地面からの衝撃をダイレクトにふくらはぎで受けていることになります
ふくらはぎを細くしようとウォーキングやランニング、トレーニングをしてもどんどん太くなるという方はここを見直しましょう
自分のふくらはぎを痩せるためのヒントは見つかったでしょか
ぜひ少しずつやってみて下さい。
実は栄養不足が原因
やせない原因、実は栄養不足が原因かも・・・
食べ物に困らない現代の私たちにとって、栄養失調は関係のないものだと思っていませんか?
しかし、3食しっかり食べていても栄養失調の可能性があるんです。
あなたは当てはまりませんか?
たくさん食べていないのに太る・・・疲れやすくなった・・・睡眠不足が続いている・・・。
こういった症状はもしかして、栄養失調が原因かもしれません。
脂肪を効率よく燃やす身体づくりのために必要な栄養素をしっかりと摂取しましょう。
痩せるために重要な3つの栄養素を紹介します。
脂質
脂質はたんぱく質や糖質に比べて消化が遅く、食後の満腹感が継続しやすいのが特徴です。
逆に脂質を減らした食事の場合、腹持ちが悪くすぐに間食してしまうといったことがあります。
ただし脂質といっても、不飽和脂肪酸など質の良い脂を選ぶことが大切です。
個人的にオススメしたいのがサバの水煮缶です。
さばにはDHAやEPAなどが豊富に含まれており、余分な脂肪や中性脂肪を減らしてくれる働きがあります。
サバ缶の汁にも栄養素がたくさん流れ出ていますので、汁までしっかり飲むことも良いかもです。
糖質
糖質はブドウ糖に分解されて身体を動かすエネルギー源になります。
しかし糖質を過剰摂取してしまうと、脂肪となって身体に蓄積されてしまいます。
ですが、糖質は不足し過ぎても太る原因となってしまうのです。
また、もし炭水化物の量が気になる方はまったく食べないのではなく、量を減らしたり、夕方の5時や6時までに食べておくなど食べ方の工夫をしましょう。
ビタミンB1
毎日野菜を食べているから大丈夫と思っている人でも、野菜だけでは摂れていないビタミンがあります。
その代表的なのがビタミンB1で、豚肉やうなぎなどに多く含まれる栄養素です。
特にお酒を飲む人や運動を沢山する人に不足しがちです。
ビタミンB1は糖質を代謝する栄養素なので、不足すると糖質がエネルギーにうまく変換されず、そのまま脂肪となって蓄積されてしまうのです。
ビタミンB1は玉ねぎと合わせて摂取することで吸収がよくなると言われています。
このようにただ量を減らすだけではなく、栄養バランスのいい食事が痩せやすい身体を作ります。
日頃の食事をチェックして改善してみましょう。
忙しい毎日ではついつい身体のケアがおろそかになりがちです。
自らの健康を守るためにも、まずは皆さん一人ひとりが自分自身のからだに向き合うことが予防の第一歩です。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
血流が悪いとなぜよくない?
血流をよくすると健康的な体を目指すことができる
血流が悪いとなぜよくない? 血液がドロドロだったり、血管が詰まりやすくなっている血流の悪い状態だと、毛細血管の先まで十分な血液 が運ばれにくい可能性があります。それが続くと細胞に必要な栄養や酸素が届きにくい。 そうなると乳酸や疲労物質などの老廃物が回収されにくいので、疲れが取れなかったり、炎症が起こったりする と考えられます。 しかし血流がよくなり、代謝がアップすると免疫力もアップします。つまり、血液を全身にスムーズに めぐらせることで、病気に負けにくい健康的な体ができるのです。 たんぱく質は必須アミノ酸が含まれているものを意識的に摂取 毎日、お腹が減って食事をするという生活は当たり前のように感じますが、 食欲がなくなり、思うように食べられなくなってしまうと、健康的な生活を送れなくなってしまいます。 あまりにも日常的すぎて深く考える機会の少ない食事ですが、 実は心と体の健康に大きな影響を与えている事はご存知でしょうか。 古い細胞は体の外へ排出され、新しい細胞が生まれるという新陳代謝をくり返して体が作られているからです。 こうした細胞の新旧交代の仕組みを支えているのが、たんぱく質!!です。 家庭科の授業の時間に習った3大栄養素(糖質、たんぱく質、脂質)のうち、重要なのがたんぱく質なんです。 それは、人間の体の約20%がたんぱく質で占められているからです。 例)体重60kgの人であれば、12kgに相当します。 そして、体重60kgの人の場合は1日60gが新しい細胞を作るために使われているのだそうです。 私たちが細胞を元気に保つためには毎日の食事でしっかりとたんぱく質の摂取が必要です。 これが不足してくると、体力、筋力、免疫力が落ちてきて、血管も弱くなってしまうんです 血流をよくするためには!! 健康な血管が重要です。食事の質を上げることで、心身ともに元気になり、血管も強くなると言われています。 そのためには、アミノ酸バランスのとれた食事を心がけるのがいいそうです。 ◆優れた食事は一汁一菜の和食 では、具体的にアミノ酸バランスとはどういうことなのでしょうか? 「たんぱく質は20種類のアミノ酸がつながってできています。そのうち9種類は自分の体の中で十分な量を作れず、 食べ物からとるしかありません」 その9種類のアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれるもので、たんぱく質の多いものを食べるときには、 この必須アミノ酸が含まれた食材を選ぶのが効果的です。 一方で、たんぱく質の多いメニューはカロリーも高くなりがちなため、食べ過ぎは肥満の原因に。 「太った体は血流にとってマイナスとなる点が多く、食習慣としては必須アミノ酸をとりながら、 カロリーは抑えるというのが健康的な食べ方の基本なんです」 西洋のパンと肉、中東の小麦と豆など、各地域で古くから食べられている主食と主菜の組み合わせは 炭水化物とたんぱく質、必須アミノ酸がうまく含まれる組み合わせになっているといいます。 日本ではどうかというと、昔ながらの和食を食べていればバッチリです。 ごはんとみそ汁におかずを1品。米だけでは足りないたんぱく質をみそ(大豆)が補い、しかも必須アミノ酸 も豊富に含まれています。 ◆アミノ酸スコア100点満点は「鮭と牛乳」 おかず選びのポイントは、アミノ酸スコアが高いものを選ぶといいそうです。アミノ酸スコアとは「これさえ食べていれば必須アミノ酸量が十分にとれますよ」という食材の指標です。 「これが100点満点なのは、鮭と牛乳。これなら朝食にも気軽に取り入れられますよね」 また、そら豆などの豆類も必須アミノ酸が豊富なのだとか。意識して食事に取り入れるようにしましょう。 毎日のみそ汁が若々しい体を保つカギ 必須アミノ酸が豊富という話があった、みそ。富永さんは、1日の食習慣の中にみそ汁を必ず盛り込んでほしいと話します。 「みそは大豆由来の良質なたんぱく質を筆頭に、糖質や脂質の3大栄養素だけでなく、ビタミンB群やビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、食物繊維などを含む食材の優等生。しかも発酵しているので、たんぱく質や糖質などの栄養素が吸収しやすいアミノ酸やブドウ糖に分解されているのもありがたい点です」 具材に関しては、好みでいいとのことですが、血流という点にスポットを当てると、朝にはしじみ、夜には豆腐のみそ汁がいいのだそうです。 ◆朝にしじみのみそ汁がいい理由 肝臓を助ける力のあるオルニチンを含み、二日酔いに効くことで有名なしじみは、ビタミンB2が豊富で造血作用も期待できるといいます。 「そして、ビタミンB2は水溶性なのでみそ汁にして摂ると吸収効率が高く、貧血を防いで血液が酸素を運ぶ運搬力も向上させてくれます」 造血作用によって血流がよくなり、動き出した筋肉へ栄養と酸素をしっかり運びこんでくれるため、朝に食べるのがとくにおすすめ。しじみは冷凍保存すれば、手軽に調理しやすいので、ぜひ朝食に取り入れてみてください。 ◆夜に豆腐のみそ汁でストレス軽減 そして、富永さんが夜に豆腐のみそ汁を推奨する理由は、沈静化作用が期待できるセロトニンを作るのに欠かせない、トリプトファンというアミノ酸を多く含んでいるから。 「精神的な疲れを感じた日、落ち込んだ日の締めくくりに温かい豆腐のみそ汁を飲んで、ほとする。精神的なストレスは活性酸素を活性化させ、細胞の老化を早めます。『若々しさを保つ』という意味でも、疲れた夜は豆腐のみそ汁です」 ◆高血圧でもみそ汁を飲んでOK 「高血圧の人はみそ汁を控えるようにしがち」と富永さんはいいますが、「日本高血圧学会総会においてみそ汁の摂取頻度と血圧の間に関係性は認められないこと、また1日1杯程度のみそ汁のある食生活が、『血管年齢を10歳程度改善する』傾向があることが発表されています」と続けます。 コーヒーを飲むならインスタントの方がいい理由 ビタミンCとビタミンEの抗酸化作用のメリットが得られる緑茶が水分補給にいいと話す富永さんですが、コーヒーを飲むことにもよい点はあるといいます。 「コーヒーには血栓を溶かす作用があり、国立がん研究センターの研究でも『1日1杯のコーヒーを飲むと脳梗塞の発症リスクが低くなる』ことがわかっています」 また、富永さんはドリップコーヒーには含まれておらず、インスタントコーヒーに含まれている栄養素があることから、血流をよくすることをふまえて飲むのならインスタントコーヒーがおすすめだと話します。 その栄養素とは、マグネシウムです。コーヒー豆にはマグネシウムが豊富に含まれていますが、粉末にマグネシウムが含まれるインスタントコーヒーと違い、ドリップコーヒーの場合はマグネシウムがカスとともにフィルターに残ってしまうそうです。 「マグネシウムは、血流に働く微小ミネラルで血圧を正常に保つ補助となっています。不足すると、体内の多くの酵素が働かなくなり、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こす原因に」 ただし、カフェイン中毒にならないために、コーヒーは1日2杯までにするのがベター。眠れなくなることもあるので、夕方以降に飲むのは避けた方がいいそうです。 「朝はカフェインの効能を狙って着付けに1杯、午後のティータイムではリラックスしながらマグネシウムを補給する1杯がいいでしょう」