夜中にふくらはぎがつって、飛び起きる。こむら返りが寝てる時に起こると、痛みが引いたあとも眠りが浅くなりがちです。
在宅勤務で座っている時間が長くなった、歩く機会が減った——そんな40代の方から、秋口に増えるご相談でもあります。
この記事では、夜に起こりやすい背景と、今日からできる対策を順番に整理します。
30秒でわかる、この記事の結論
寝ている間のこむら返りは、ふくらはぎの血のめぐりが落ちた状態で、筋肉が縮んだまま緩みにくくなっていることが大きな背景です。水分やミネラルだけでなく、日中にふくらはぎを「伸ばして・使う」時間をつくることが土台になります。
- 夜に起こりやすくなる仕組みと、40代に増える5つの背景
- パーソナルトレーニングで立て直せる理由と、メリット・デメリット
- 今日からできるセルフケア3つと、4週間の進め方
この記事の内容

1こむら返りが寝てる時に起こるのはなぜ?
こむら返りは、ふくらはぎの筋肉が自分の意思と関係なく強く縮んでしまう状態です。医学的には「有痛性筋けいれん」と呼ばれます。
日中よりも寝ている時間に起こりやすいのには、いくつか理由があります。
寝ている間は、ふくらはぎが「縮んだまま」になりやすい
あお向けで寝ると、足首は自然と伸びた形(つま先が下を向いた形)になります。
このとき、ふくらはぎの筋肉は縮んだ状態で何時間も固定されます。そこに少しの刺激が加わると、一気にけいれんが起こりやすくなります。
夜は血のめぐりと体温が落ちる
就寝中は活動量がゼロに近くなり、体温も下がります。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、ポンプのように血液を押し戻す役割があります。
そのポンプが止まっている時間が長いほど、筋肉はこわばりやすくなります。
筋肉の「長さセンサー」が誤作動しやすくなる
筋肉には、伸び具合を感じ取るセンサーが備わっています。疲労や脱水、ミネラルのバランスの乱れがあると、このセンサーの働きが不安定になると考えられています。
「縮んだまま」「めぐりが落ちた」「センサーが不安定」——この3つが重なる夜中に、こむら返りが集中するわけです。
夜のこむら返りが起こるまでの流れ
日中の座りすぎ・冷え・水分不足
ふくらはぎのポンプが働かず血流が落ちる
就寝中、足首が伸びて筋肉が縮んだまま固定
センサーが誤作動し、強いけいれんが起こる
※起こり方には個人差があります。頻度が高い場合や、しびれ・むくみを伴う場合は、必要に応じて医療機関にご相談ください。
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240代に増える5つの背景
20代の頃は平気だったのに、40代になって夜中につるようになった。その背景には、生活の変化が重なっています。
背景1:座っている時間が長い
在宅勤務やデスクワークが中心になると、ふくらはぎを使う時間が激減します。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することが推奨事項に挙げられています(厚生労働省「身体活動・運動の推進」)。
背景2:歩数が足りていない
同じガイドでは、成人の目安として1日60分以上の身体活動(約8,000歩以上)が示されています。
一方、令和元年の国民健康・栄養調査では、20歳以上の歩数の平均は6,278歩(男性6,793歩・女性5,832歩)でした。目安に対して2,000歩前後足りていないのが平均的な姿です。
1日の歩数:国の目安と、実際の平均
※厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨事項(成人版)および令和元年 国民健康・栄養調査より
背景3:秋から冬にかけての冷え
朝晩の気温が下がると、末梢の血管は収縮します。布団から出ている足先が冷えると、ふくらはぎの温度も下がります。
実際、夏と秋口に相談が増えやすいのがこむら返りの特徴です。夏は汗による水分・ミネラルの消耗、秋は冷えが引き金になります。
背景4:水分とミネラルのバランス
汗をかいた日、お酒を飲んだ日、利尿作用のある飲み物が多かった日は、体の水分が減りやすくなります。
水分が減ると血液の流れも滞りやすく、筋肉のセンサーも不安定になりやすいと考えられています。
背景5:筋肉量の変化と「使い方のクセ」
年齢とともに筋肉量は少しずつ変わります。それ以上に大きいのが使い方のクセです。
お尻や太ももの裏が働かず、ふくらはぎだけで体を支えている。この状態だと、ふくらはぎは一日中、過剰に働き続けます。
夜につるのは、その日の働きすぎの結果でもあります。くわしくはふくらはぎが硬い原因は?立ち仕事の40代に多い5つの背景と3つのケアでも解説しています。
3そのままにしておくと起こりやすいことと、3つの誤解
「痛いのは数十秒だから」と放っておく方が多い症状です。ただ、くり返すと別の負担につながることがあります。
睡眠が細切れになる
夜中に目が覚める回数が増えると、日中の集中力やだるさに影響が出やすくなります。翌日のパフォーマンスまで巻き込むのが、この症状のやっかいなところです。
歩くことへの苦手意識が生まれる
強い痛みの記憶が残ると、無意識に脚を使わなくなります。使わない期間が延びるほど、ふくらはぎのポンプはさらに働きにくくなります。
誤解1「水を飲めばそれで解決する」
水分は土台として大切ですが、それだけで完結する話ではありません。日中に筋肉を動かしていないという背景が残っていれば、同じことがくり返されます。
誤解2「つったら強く揉めばいい」
けいれんの最中に強く揉むと、かえって筋肉を傷めることがあります。まずはゆっくり伸ばすことが基本です。くわしい手順は後半のセルフケアで紹介します。
誤解3「運動不足だから、とにかく走ればいい」
急に強い運動を始めると、ふくらはぎの疲労がむしろ増えます。
順番としては、伸ばす→軽く使う→強度を上げるです。この順番を飛ばすと、夜につる回数が一時的に増えることもあります。
なお、頻度が高い場合、片脚だけに強く出る場合、しびれやむくみを伴う場合は、別の原因が隠れていることもあります。必要に応じて医療機関にご相談ください。

4パーソナルトレーニングで立て直せる理由
ここまでの背景を並べると、必要なのは「ふくらはぎだけをケアすること」ではないと分かります。
お尻や太ももの裏が働き、ふくらはぎの負担が分散されること。そして日中に脚を動かす時間が増えること。この2つが土台です。
お悩み別に、何をするかを整理する
| よくあるお悩み | 背景として多いこと | パーソナルでの進め方 |
|---|---|---|
| 夜中にふくらはぎがつる | 日中にふくらはぎを使えていない | 足首を動かす種目から始め、歩く量を増やす設計にする |
| ふくらはぎだけがパンパン | お尻・太もも裏が働いていない | 股関節から動かす練習で、負担を分散させる |
| ストレッチが続かない | やり方と頻度が自己流になっている | 生活時間に合わせて、続けられる形に組み直す |
| 冷えが気になる | 下半身の血のめぐりが落ちている | 低負荷で心拍を上げる加圧トレーニングを組み合わせる |
| 膝や腰も不安 | 体の使い方が偏っている | マシンピラティスで、動きの土台から整える |
ひとりで進める場合との違い
自己流でいちばん多いのが「ふくらはぎだけを伸ばして終わる」パターンです。
どの筋肉がサボっているかは、外から見ないと分かりません。第三者が動きを見て、順番を決める。ここがパーソナルの役割です。
| 項目 | 詳細情報 |
|---|---|
| 主な対象 | 在宅勤務・デスクワーク中心で、歩く時間が減っている30〜50代 |
| 最初に取り組むこと | 足首を動かす範囲の確認と、股関節から動かす練習 |
| 通う頻度の目安 | 週1〜2回(生活リズムに合わせて調整します) |
| 自宅での宿題 | 1回3分程度のセルフケアを、夜と朝に1セットずつ |
| 注意していること | 体調・持病を確認したうえで強度を決めます。変化の出方には個人差があります |
5パーソナルトレーニングのメリット・デメリット
良い面だけを並べても、判断の材料にはなりません。通い始めてから「思っていたのと違う」となりやすい点も含めて整理します。
| 観点 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 費用 | やることを絞れるので、遠回りの時間が減る | 一般的なフィットネスクラブと比べると、費用は高くなりやすい |
| 予約・時間 | 時間が決まっているぶん、習慣として定着しやすい | 予約制のため、急な予定変更には融通が利きにくい |
| 担当者 | 体の状態を知っている人が、毎回続きから見てくれる | 担当者との相性が合わないと、通うこと自体が負担になる |
| 内容 | 体の状態に合わせて、その日の内容を変えられる | 自分のペースで黙々と動きたい方には窮屈に感じられる |
| 変化の速さ | やり方の修正が早いので、自己流より迷いが少ない | 数回で劇的に変わるものではなく、期間が必要(個人差があります) |
デメリットを小さくする3つのコツ
- 体験の段階で「通える曜日・時間」を先に伝える。予約の取りやすさは、続くかどうかを大きく左右します
- 担当者に、今いちばん困っていることを具体的に言う。「夜中に左のふくらはぎがつる」まで伝わると、内容が変わります
- 自宅でやることを、1回3分まで減らしてもらう。量を増やすより、毎日できる量に落とすほうが続きます
こうして見ると、合う方と合わない方がはっきり分かれる進め方でもあります。次の章で整理します。
ここまでのまとめ
- 夜のこむら返りは「縮んだまま・めぐりが落ちた・センサーが不安定」が重なって起こる
- 40代で増える最大の背景は、座っている時間の長さと歩数の不足
- ふくらはぎだけでなく、お尻と太もも裏を働かせて負担を分散させることが土台
6この進め方が向かない方/向いている方
この進め方が向かないかもしれない方
- まずは費用をかけずに、自分で試せることから始めたい方
- 予定が流動的で、決まった曜日・時間の予約が取りにくい方
- 人に見られながら体を動かすことに、強い抵抗がある方
- 強いしびれ・むくみ・片脚だけの症状があり、まず原因を調べたい方(医療機関へのご相談が先です)
この進め方が向いている方
- ストレッチを試したが、夜中につる回数が変わらない方
- 運動から長く離れていて、何から始めればよいか分からない方
- 膝や腰にも不安があり、自己流で動くのが怖い方
- 週1回でよいので、決まった時間に体を動かす習慣をつくりたい方
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7今日からできるセルフケア3つ
まずは今夜から試せるものを3つに絞ります。数を増やすより、毎日できる量にすることを優先してください。
ケア1:壁を使ったふくらはぎ伸ばし
レベル:やさしい こんな方におすすめ:運動から長く離れている方
壁に両手をつき、片脚を後ろに引きます。後ろ脚のかかとを床につけたまま、ゆっくり前に体重を移します。
ふくらはぎが伸びたところで20〜30秒キープ。左右2セットずつ。痛みが出る手前で止めてください。
ケア2:座ったままの足首まわし+上下
レベル:やさしい こんな方におすすめ:在宅勤務で座りっぱなしの方
椅子に座ったまま、足首を内回し・外回しに各10回。続けてつま先を上げ下げ10回。
1時間に1回を目安に。ポンプを動かす時間を、日中にこまめにつくるのが狙いです。
ケア3:段差を使ったかかと上げ下げ
レベル:ふつう こんな方におすすめ:歩く量が戻ってきて、もう一段進めたい方
階段の端などに足の前半分をのせ、手すりを持ってかかとをゆっくり上げ下げします。10回×2セット。
上げるより、下ろすときをゆっくり。ここでふくらはぎが伸びながら働きます。
| ケア | レベル | タイミングの目安 |
|---|---|---|
| 壁でふくらはぎ伸ばし | やさしい | 入浴後・就寝前 |
| 足首まわし+上下 | やさしい | 日中、1時間に1回 |
| 段差でかかと上げ下げ | ふつう | 2週目以降、週3回 |
つってしまったときの対処
強く揉まず、つま先を手前にゆっくり引き寄せるのが基本です。手が届かないときは、壁に足裏を押し当てます。
おさまったら、冷やさないように靴下やレッグウォーマーで保温してください。
ただ、セルフケアだけでは「日中にふくらはぎを使う量」までは変えにくいのが正直なところです。そこを一緒に設計したい方は、体験トレーニングで現状を確認するところから始められます。

84週間で整える立て直しの手順
いきなり強度を上げないことが大切です。伸ばす→軽く使う→強度を上げるの順番で進めます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1週目 | ケア1とケア2だけ。保温と水分を整える |
| 2週目 | ケア3を週3回追加。歩く時間を1日10分増やす |
| 3週目 | お尻・太もも裏を使う種目を追加する |
| 4週目 | 頻度と強度を見直し、続けられる形に固定する |
週あたりの運動の目安(4週間の進め方)
※この記事で示す目安です。体調や生活リズムによって調整してください。個人差があります
参考:厚生労働省のガイド2023では、成人に筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています
変化が出るまでの数週間をどう過ごすか
体の使い方が変わるまでには時間がかかります。その間を乗り切る工夫も用意しておきましょう。
- 寝るときは、薄手の靴下やレッグウォーマーで足先を冷やさない
- あお向けで足首が伸びきらないよう、足元の掛け布団を少し浮かせる
- 夕方に脚がだるい日は、帰宅後すぐに5分だけ脚を上げて休む
- お酒を飲んだ日は、寝る前にコップ1杯の水を足す
9BEZELが選ばれている理由(エリア別)
BEZELは大阪・京都・兵庫を中心に展開するパーソナルジムです。仕事帰りや買い物のついでに立ち寄れる立地を選んでいます。
大阪市内:本町本店
大阪メトロ「本町駅」から徒歩圏。平日は22時まで(最終受付21時)なので、仕事帰りに寄れるのが利点です。加圧トレーニングのパーソナルに対応しています。
北摂:大阪茨木店
阪急京都線「茨木市駅」南東出口より徒歩1分。日曜・祝日も営業しており、平日に時間が取りにくい方でも通いやすい店舗です。マシンピラティスにも対応しています。
京都:京都桂川店
JR「桂川駅」直結、阪急「洛西口駅」から徒歩3分。京都で加圧トレーニングとマシンピラティスの両方を受けられる店舗です。
兵庫:神戸住吉店
JR神戸線「住吉駅」より徒歩2分。日曜・祝日も営業しています。マシンピラティスにも対応しています。
各店舗の営業時間・休館日は変更になる場合があります。最新の情報はスタジオ一覧をご覧ください。
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11よくあるご質問
こむら返りが寝てる時に毎日起こるのはなぜですか?
日中にふくらはぎを使う時間が少なく、就寝中に筋肉が縮んだまま固定されることが重なっている場合が多いです。ただし毎日くり返す場合は別の原因が隠れていることもありますので、必要に応じて医療機関にご相談ください。
つってしまったとき、その場でどうすればよいですか?
強く揉まず、つま先を手前にゆっくり引き寄せて、ふくらはぎを伸ばしてください。手が届かない場合は壁に足裏を押し当てます。おさまったあとは冷やさないように保温します。
水分やミネラルを摂れば夜のこむら返りは減りますか?
水分やミネラルは土台として大切ですが、それだけで完結するものではありません。日中にふくらはぎを動かす時間が少ないという背景が残っていると、くり返しやすくなります。感じ方には個人差があります。
運動を始めるとこむら返りは増えませんか?
急に強い運動を始めると、一時的に疲労が増えることがあります。伸ばす、軽く使う、強度を上げるの順番で、数週間かけて進めることをおすすめします。
12まとめ
こむら返りが寝てる時に起こるのは、ふくらはぎが縮んだまま固定され、血のめぐりが落ちた状態が重なるためです。
40代で増える最大の背景は、座っている時間の長さと歩数の不足。水分やミネラルだけでは埋まらない部分がここにあります。
まずは壁でのふくらはぎ伸ばしと、座ったままの足首まわしから。2週目以降にかかと上げ下げを足し、4週間かけて続けられる形に固定していきます。
ひとりで順番を決めるのが難しいと感じたら、大阪・京都・兵庫のBEZELで、今の体の状態を見るところから始めてみてください。
夜中につる回数を減らしたい方へ
BEZELでは体験トレーニングをご用意しています。今の体の状態を確認するところから始められます。
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