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残暑に負けない疲労回復のススメ②~運動・休息編~

さて、前回の~疲労回復のススメ①~の中で食事について書きましたが今回は運動・休息についてになります。運動は逆に疲労を助長させるのでは? と思われがちですが適度の運動は疲労回復促進させる効果が上がります。最近のスポー選手でも大会や試合の翌日なども全く休めて動かさないのではなく軽度のジョギングや運動など取り入れて疲労回復に努めるといわれています。

このことはスポーツ選手だからというわけではなく、普段の生活を送られている皆様にも当てはまります。疲労を感じていたり、原因不明の痛みや体のこりを感じてるときは一定リズムで動き続ける有酸素運動(散歩やジョギング程度)をするだけでも解消されることは多いです。全身の血流を活発にさせてあげると硬化した筋肉に血流や弾力が戻ります。我々が提供している加圧トレーニングも実は疲労回復の効果が高く、実施後は体が軽く感じられる方が非常に多いです。これも体の中で血流が改善・増加したからだと考えられます。

そこで今回は身体の調子、特に夏場からの胃腸の疲労を取り除くコンディショニング法を簡単な器具を用いてできる方法をお教えします。

まず、用意するのはあれば小さめのゴムボール、写真はフィットネス器具のソフトジム(以下、ボール)といいます。

空気は必ずしも満タンにする必要もなく少し緩めで使ってあげた方が使いやすいことが多いです。ボールを床に置きお腹に当たるようにボールの上でうつ伏せになります。まず、ボールが当たっている部分に強い痛みや不快感がないか確認してみてください。もしあればその部分の胃腸が緊張しています。ボールへの体重のかけ方を調整しながらゆっくり前後左右にボールを動かしながらほぐしていきます。肋骨の際のあたりから下腹にかけてじっくりほぐしまよう。ボールを抜いて伏せてみてください。お腹周りの緊張がほぐれ調子が整うとお腹が床に吸い付くような感じで寝ることができると思います。

気持ちよく寝ることができたら、そのまま片足の膝を曲げて足裏を天井に向けてみましょう。膝を曲げた側の足を伸ばした足の方へ倒していき大きく伸ばした足をまたいでみましょう。反対側の床に足がつくまで行ける方はいきます。脇腹のあたりが大きく伸ばされる感じが得られると思います。片側5~10回程度繰り返してみましょう。

最後に仰向けになり、膝を立て下半身を大きく左右に倒してみましょう。日ごろ身体をよく動かす方なら足を浮かせて下半身を大きく左右に倒すようにしてみてください。左右10回ずつ程度。

 

では、立ち上がってみてください。お腹周りが軽く感じませんか?体の姿勢を保つ腹背筋や胃腸にかけて血流が改善されたので全身への血行が促進した分疲労が軽減されます。就寝前にでもどうぞ。

さらに就寝ですが寝具など睡眠環境はしっかり整えていらっしゃいますか?せっかく先の運動で疲労回復させたにもかかわらず夜食などしっかり食べてしまうのは専らNG。特に就寝前の食事は翌日の疲労感、倦怠感につながりやすいです。なるべく空腹を感じても食べないことをおすすめします。どうしてもの場合はお白湯などで胃腸を温めてから就寝されると寝入りやすいです。あと枕や布団などもマメに洗濯、乾燥させると睡眠の質はグッと上がります。なかなか疲れが抜けない方は就寝環境を見直して深い睡眠ができるようにして成長ホルモンの分泌をしっかり促せるように意識してみてくださいね。

 

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