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靴下を立ったままはけない…40代の股関節が固まる4つの理由

色とりどりの靴下をはいた足が並んでいる様子

朝、出かける前。靴下をはこうとして片脚を上げたら体がふらついて、思わず壁に手をついた。結局、ベッドの端に座ってはくことにした——。

あるいは、ズボンをはくときに片脚立ちになれない。お風呂で足の爪を切るのに、以前のような姿勢が取れない。車の助手席から降りるとき、脚を出す動作がなんとなくぎこちない。どれも「痛い」わけではないので、誰にも相談しないまま、なんとなくやり過ごしている。そういう変化ではないでしょうか。

この記事は、デスクワーク中心で、通勤以外はほとんど歩かない40代・50代の方に向けて書いています。在宅勤務が増えて移動そのものが減った方は、とくに当てはまります。「立ったまま靴下がはけない」という一見ささいな変化が、体の中の何を知らせているのか。そしてこの段階で手を打つと、どこまで戻せるのかを整理しました。

なお、股関節に強い痛みがある場合、脚のしびれを伴う場合、急にふらつきが強くなった場合は、セルフケアより先に整形外科などの受診をおすすめします。体の変化の感じ方には個人差がありますので、必要に応じて医療機関にご相談ください。

「立ったまま靴下がはけない」が知らせているもの

立ったまま靴下をはく。この何気ない動作を分解すると、実は3つの能力が同時に求められていることがわかります。

ひとつめは、股関節を深く曲げる力。膝を胸のほうへ引き上げるには、股関節の前側がしっかり縮み、後ろ側と外側がしなやかに伸びる必要があります。ふたつめは、片脚で体を支える力。上げていないほうの脚一本で、全体重を支えなければなりません。みっつめは、体幹で上半身の位置を保つ力。片脚が上がると重心は大きくずれます。それを腹まわりと背中でコントロールしています。

つまりこの動作は、股関節・お尻・体幹という「体の中心部」の総合テストなのです。できなくなったということは、この3つのどこか、あるいは複数が落ちてきているというサインになります。

そして重要なのは、これが痛みではなく「できなくなる」という形で現れることです。痛みは分かりやすいので病院に行きます。けれど「できなくなる」は、座ってはけばいいだけなので、生活を少し変えるだけでやり過ごせてしまう。やり過ごせてしまうから、進行に気づきにくい——ここがこの変化のいちばん厄介な性質です。

股関節が動かなくなると、負担はどこへ行くか

座りっぱなしで、股関節を大きく動かす機会が消える
股関節の動く範囲が狭くなり、お尻の筋肉が働かなくなる
足りない動きを、腰・膝・足首が肩代わりする
腰の張り・膝の痛み・ふらつき・下半身太りとして表面化する

体は、動かない関節があると必ず別のどこかで代わりに動きます。股関節がサボると、その分だけ腰が余計に反り、膝が余計にねじれます。「靴下がはけない」の裏側では、この肩代わりがすでに始まっていると考えてください。

まずセルフチェック|その場でできる3つの検査

読み進める前に、いまの状態を確かめてみましょう。チェックリストに丸をつけるだけでなく、実際に体を動かして確かめる検査です。ふらつきが心配な方は、壁のそばで、いつでも手をつける状態で行ってください。

検査1 その場で片脚立ち、20秒(目を開けたまま)

何もつかまらずに片脚を上げ、20秒キープします。左右それぞれ行ってください。見るポイントは秒数だけではありません。軸足の足の指が床をぎゅっとつかんでいないか、腰が横に大きく逃げていないか、上げた脚の高さを保てているか。20秒もたない、あるいは左右で明らかに差がある場合、お尻の支えが落ちているサインです。

検査2 立ったまま、膝を胸に引き上げる

壁に軽く手を添えて立ち、片方の膝をできるだけ高く引き上げます。太ももが床と平行より上まで来るかを見てください。そこまで上がらない、あるいは上げたときに上半身が後ろに倒れてしまう場合は、股関節を曲げる力と体幹の支えの両方が不足しています。

検査3 椅子に浅く座り、片脚を上げてキープ

椅子に浅く腰かけ、背すじを伸ばしたまま片脚を床から数センチ浮かせて10秒。骨盤が後ろに倒れず、背中が丸まらずに保てるか。ここで背中が丸まる方は、体幹が股関節の動きを支えきれていません。この検査は座ったままできるので、痛みやふらつきが不安な方でも安全に行えます。

股関節・バランス低下のセルフ採点(各1点/あくまで目安です)

  • 立ったまま靴下やズボンをはくのがつらい、または避けている
  • 検査1で、どちらかの脚が20秒もたない
  • 検査2で、太ももが床と平行まで上がらない
  • 床にあぐらをかいて座ると、膝が高く浮いてしまう
  • 1日のうち座っている時間が合計8時間を超える
  • 階段を降りるとき、手すりに頼ることが増えた
  • 歩いていて、段差につまずくことが以前より増えた
  • 運動らしい運動を、この1年ほとんどしていない

0〜2点/まだ余裕のある段階です。今の生活に少し運動を足すだけで維持できます。
3〜5点/股関節とお尻の働きが落ちてきています。ここが分かれ道です。
6点以上/代わりに腰や膝が働いている可能性が高い状態です。早めに立て直しを始めてください。

※これは医学的な診断基準ではなく、生活習慣を振り返るための目安です。判断に迷う場合や痛みがある場合は、必要に応じて医療機関にご相談ください。

石が絶妙なバランスで積み上がっている様子

40代・50代で股関節とバランスが落ちる4つの理由

「歳のせい」の一言で片づけてしまうと、打つ手が見えなくなります。この年代で股関節とバランスが落ちる背景には、生活の変化と体の変化が重なった4つの理由があります。

1座っている時間が、股関節を「曲げたまま固める」

椅子に座っている間、股関節はずっと90度に曲がったままです。1日8時間座れば、8時間その角度で固定されているということ。股関節の前側にある腸腰筋という筋肉は縮んだまま、後ろ側のお尻の筋肉は引き伸ばされたまま——この状態が毎日続きます。

筋肉は、長く同じ長さでいると「その長さが標準」だと覚えていきます。だから立ち上がったときに股関節が伸びきらず、お尻には力が入らない。在宅勤務で通勤という「立って移動する時間」まで消えた方は、この固定時間がさらに長くなっています

2お尻の筋肉が、使われないまま眠っている

お尻の筋肉——大殿筋と中殿筋は、体の中でもとくに大きな筋肉です。歩く、階段を上る、片脚で立つ、といった動作の主役ですが、平坦な道を短時間歩くだけでは、その力を十分に発揮する場面がありません

とくに中殿筋は、片脚立ちのときに骨盤が横に落ちるのを防ぐ役割を担っています。ここが眠っていると、片脚立ちのたびに骨盤がガクンと落ち、それを腰の筋肉が慌てて支えることになります。靴下をはこうとしてふらつくのは、まさにこの瞬間です。

3バランスを保つセンサーが、使われずに鈍っている

バランスは筋力だけの問題ではありません。足の裏の感覚、関節の位置を感じ取るセンサー、目からの情報、内耳の平衡感覚——これらを脳が瞬時にまとめて、姿勢を調整しています。この仕組みは、揺らされたり、不安定な状況に置かれたりして初めて鍛えられます

平らな床、履き慣れた靴、決まった道。現代の生活は驚くほどバランスを使わずに済むようにできています。センサーは使わなければ精度が落ちます。40代・50代でふらつきが増えるのは、筋力低下と同じくらい、この「使っていない」ことの影響が大きいのです。

4筋肉量そのものが、静かに減っていく年代に入っている

一般に、筋肉量は30代を過ぎたあたりから少しずつ減っていくといわれます。しかも減り方は全身一律ではなく、下半身のほうが早いとされています。上半身の変化は鏡で気づきやすいのに、下半身の変化は気づきにくい。だから「体型は大きく変わっていないのに、動作だけが難しくなっている」という状態が生まれます。

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表し、健康日本21(第三次)における身体活動・運動分野の取り組みを進めています(厚生労働省「身体活動・運動の推進」)。体を動かす習慣は、意識して生活に入れなければ自然には増えません。40代からは、その前提で考える必要があります。

そのままにすると、どこに影響が出るか

「座ってはけばいい」で済ませているうちに、影響はゆっくりと別の場所に広がっていきます。よくある経過を挙げます。

腰と膝が、股関節の代わりに働きはじめる

股関節が動かない分を、腰と膝が肩代わりします。前かがみになるとき、本来は股関節から折れ曲がるべきところを腰から丸める。その積み重ねが、慢性的な腰の張りや、階段での膝の痛みとして表面化します。「腰痛と股関節は別の問題」と思われがちですが、実際には地続きです。

下半身の形が変わってくる

お尻が働かないと、その分を前ももが引き受けます。すると前ももばかりが張り、お尻は平たくなり、いわゆる「下半身太り」の形に近づいていきます。体重が変わっていないのにシルエットだけ変わってきた、という方はここを疑ってみてください。運動しているのに脚が細くならないという場合も、使っている筋肉が偏っている可能性があります。

つまずき・転倒のリスクが上がる

股関節が上がりにくくなると、歩くときの足の上がり幅が小さくなります。ほんの数ミリの段差でつまずくのは、脚が上がっていないからです。加えてバランスのセンサーが鈍っていると、つまずいたあとの立て直しも効きません。まだ転ぶわけではない今の段階が、いちばん手を打ちやすいタイミングです。

「できないこと」に合わせて、生活が縮んでいく

床に座らなくなる。あぐらを避ける。旅行先で歩き回る予定を減らす。体の変化に合わせて生活のほうを縮めていくと、その分また使わなくなり、さらに動けなくなります。この縮小は本人にとって自然な選択に見えるため、進行に気づけません。

よくある4つの誤解

誤解1 「ストレッチで柔らかくすれば解決する」

股関節が硬いからストレッチ——という発想は自然ですが、片脚立ちのふらつきは柔軟性ではなく「支える力」の問題であることが多いのです。柔らかくなっても支えがなければ、動く範囲が広がったぶん不安定さが増すことすらあります。伸ばすことと支えることは、両方そろって初めて意味を持ちます。

誤解2 「たくさん歩けばバランスも戻る」

ウォーキングはすばらしい習慣です。ただし平らな道をまっすぐ歩くだけでは、片脚で支える力もバランスのセンサーもあまり鍛えられません。歩数を増やしているのに靴下がはけるようにならない、という方は、必要な刺激が入っていない可能性があります。歩くことと、支える力をつくることは、別のメニューだと考えてください。

誤解3 「痛くないから問題ない」

この変化のいちばんの特徴は、痛みではなく「できない」という形で出ることです。痛みがないから受診もしないし、誰にも言わない。けれど機能は確実に落ちています。痛みが出てから動き出すより、「できなくなった」に気づいた今のほうが、はるかに戻しやすいのは間違いありません。

誤解4 「歳のせいだから仕方ない」

年齢とともに筋肉量が減りやすくなるのは事実です。しかし減りやすいことと、増やせないことは違います。適切な刺激を入れれば、40代でも50代でも筋肉は応えます。とくに眠っていたお尻の筋肉は、「使い方を思い出す」だけでも動作が変わることがあります。感じ方には個人差がありますが、年齢を理由に諦める必要はありません。

マシンピラティスのリフォーマーで脚を動かしている様子

パーソナルトレーニングで立て直せる理由

ここまで見てきた通り、原因は「座り時間」「お尻の休眠」「バランスセンサーの鈍り」「筋肉量の減少」が重なったものです。どれかひとつを直しても、他が残っていれば動作は戻りません。パーソナルトレーニングが向いているのは、この重なりを整理して、その人の体に必要な順番で組み立てられるからです。

いま起きていること パーソナルトレーニングでの向き合い方
股関節が曲がったまま固まっている 硬い方向と左右差を確認し、伸ばす順番を決めます。硬い人ほど、伸ばす前に「動かす」ほうが効くこともあります
お尻の筋肉が働いていない まず「お尻に力が入る感覚」をつかむところから。自己流だと前ももや腰に逃げやすい種目を、その場で修正します
片脚で支えられない・ふらつく 支える面積や補助を少しずつ減らしていく段階設定で、安全にバランスの負荷を上げていきます
体幹が姿勢を保てない マシンピラティスは、寝た姿勢や座った姿勢で体幹と股関節に働きかけられます。ふらつきが不安な方でも取り組みやすい方法です
筋肉量そのものが落ちている 加圧トレーニングは軽い負荷でも筋肉に働きかけやすい方法です。関節への負担を抑えたい方の選択肢になります
何から始めればいいかわからない 検査で出発点を確認し、いまの体に必要な順番を決めます。順番が違うだけで、同じ努力でも結果が変わります

もうひとつ大きいのが、「できるようになった瞬間」を見逃さずに次へ進めることです。片脚立ちが20秒もつようになったら、次は目を閉じる、次は不安定な面に乗る——というように、負荷の上げどきを判断してもらえると、停滞せずに進めます。自己流でいちばん多いのは、同じメニューを何か月も続けて、体が慣れきってしまうパターンです。

「立ったまま靴下がはけない」を、そのままにしない

BEZELでは体験トレーニングをご用意しています。股関節の動く範囲、お尻の働き、片脚で支える力を確認するところから始められます。
(初めての方限定のキャンペーンを実施している場合があります。最新の内容は申込みページをご覧ください)

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屋外でトレーナーの指導を受けながら片脚を前に出して運動する様子

今日からできるセルフケア

ここからは、今夜からでも始められることをまとめます。痛みを我慢して行うものではありません。ふらつきが心配な方は、必ず壁や椅子のそばで行ってください。

やること 回数・時間 タイミング つまずきやすい点
股関節の前を伸ばす(後ろに脚を引く) 20〜30秒×左右2回 トイレに立ったついで 腰を反らずに骨盤を立てる
クラムシェル(横向きで膝を開く) 15回×2セット 入浴後や就寝前 腰が後ろに転がると効きません
椅子から反動なしで立ち座り 10回×2セット デスクワークの合間 座るとき3秒かけて下ろす
歯みがき中の片脚立ち 左右1分ずつ 朝晩の歯みがき時 ふらついたらすぐ手をつける
床に座る時間をつくる 1日5分 テレビを見るとき 痛みが出る姿勢は選ばない

1日3回、股関節を「伸ばす側」に動かす

片脚を大きく後ろに引いて、前の膝を軽く曲げます。このとき後ろ脚の股関節の前側が伸びている感覚があればOK。20〜30秒キープ、左右2回ずつ。座り時間が長い方ほど、この「伸ばす側」の動きが1日を通してゼロになっています。トイレに立ったついで、お湯を沸かす間など、生活の隙間に入れてください。

横向きに寝て、脚を上げる(クラムシェル)

横向きに寝て膝を軽く曲げ、かかとをつけたまま上の膝だけを 開くように開きます。15回×2セット。お尻の横側に効いているかを、手で触って確認しながら行ってください。腰が後ろに転がってしまうと効かなくなるので、体は横向きのまま固定します。眠っている中殿筋を起こす、いちばん手軽な運動です。

椅子から立ち上がる動作を、ゆっくり10回

椅子に座り、反動を使わずに立ち上がる。座るときは3秒かけてゆっくり。10回×2セット。日常動作そのものがトレーニングになります。慣れてきたら、手を胸の前で組んで反動を封じてください。

歯みがきの2分間、片脚立ち

洗面台に軽く指を添えて片脚立ち。左右1分ずつ。毎日必ずやる行動にくっつけるのが、続けるいちばんのコツです。慣れてきたら指を離す、さらに慣れたら目を閉じる——と段階を上げていきます。ふらついたらすぐ手をつける位置で行ってください。

床に座る時間を、1日5分つくる

あぐら、正座、脚を前に伸ばす。どの姿勢でもかまいません。椅子以外の座り方をする時間を、意識して生活に戻すだけで股関節の動く範囲は変わってきます。テレビを見る間だけ床に座る、というくらいで十分です。

セルフケアの限界も知っておいてください

セルフケアは習慣づけに向いていますが、「どこに効いているかが自分でわからない」「左右差が大きい」場合は、自己流だと逃げ道のある動きを繰り返してしまいます。お尻を鍛えているつもりが前ももばかり使っていた、というのは非常によくあることです。3〜4週間続けて片脚立ちの秒数が変わらないなら、一度見てもらうほうが近道です。痛みがある場合は、まず医療機関にご相談ください。

正しく効いているのか、逃げているのか。その違いは、鏡を見ても自分では判断しにくい部分です。

いまの股関節の状態を確認してみる

変化を感じるまでの数週間をどう過ごすか

体は数日では変わりません。眠っていた筋肉が動きを思い出すまでに2〜3週間、支える力として実感できるまでには2〜3か月を見ておくと、途中で焦らずに済みます。その間の過ごし方を整理します。

「座ってはく」を、いったん許す

無理に立ったままはこうとして転んでは元も子もありません。安全のためには、当面は座ってはいて構いません。大事なのは、その代わりに別の場面で股関節とお尻を使う時間を確保することです。日常動作で頑張るのではなく、決めた運動でしっかり使う。この切り分けが現実的です。

座り時間を「切る」工夫を入れる

連続して座る時間を短くするだけでも、股関節が固まる度合いは変わります。30〜60分に一度は立ち上がり、10秒でいいので股関節を後ろに伸ばす。在宅勤務なら、オンライン会議の合間に立つ習慣をつくると続きます。

階段を「上る」より「降りる」に注目する

階段を降りる動作は、片脚で体重を受け止めながらゆっくり沈む動きです。実はこれが、片脚の支える力を使ういい機会になります。手すりに頼らず、一段ずつゆっくり降りてみてください。膝に痛みがある方は無理をせず、手すりを使ってください。

効果を「秒数」で記録する

片脚立ちの秒数を、週に一度だけ測ってメモしておきます。体の変化は日々の感覚では気づきにくく、数字にして初めて見えてきます。15秒だったのが25秒になっていた、という記録が、続けるいちばんの燃料になります。

立て直しの手順|4つのステップ

1出発点を測る

検査1〜3の結果を記録します。左右差、秒数、膝の上がる高さ。ここを記録せずに始めると、変わったかどうかがわからないまま続けることになります。写真を撮っておくのも有効です。

2固まった股関節を、動かせる状態に戻す

最初の2〜3週間は、股関節を伸ばす方向へ動かすことと、お尻の筋肉を目覚めさせることが中心です。この段階で重い負荷をかけても、動かない関節のまま鍛えることになり、腰や膝への負担が増えるだけです。順番を守ることが、結果的にいちばんの近道になります。

3片脚で支える力を積み上げる

動く範囲が戻ってきたら、片脚で支える種目に進みます。両脚→片脚、支えあり→支えなし、目を開ける→目を閉じるという段階を踏みます。マシンピラティスは、寝た姿勢や座った姿勢から少しずつ不安定さを足せるので、この段階を安全に進めやすい方法です。

4日常動作に戻していく

最後は、実際の生活動作に戻します。立ったまま靴下をはく、床から立ち上がる、階段を手すりなしで降りる。トレーニングでできることを、生活の中で使って初めて定着します。ここまで来ると、体の変化を自分でも実感しやすくなります。

大阪・京都でBEZELが選ばれている理由

マシンピラティスと加圧トレーニング、両方から選べる

股関節とバランスの立て直しには、動きを整える要素と、筋肉量を積み上げる要素の両方が必要です。BEZELでは、姿勢と体幹の使い方を細かく調整できるマシンピラティスと、軽い負荷でも筋肉に働きかけやすい加圧トレーニングの両方を大阪で受けられます。その日の体の状態に合わせて内容を選べるのが強みです。

仕事帰りに立ち寄れる立地

大阪本町の本店をはじめ、大阪茨木、京都桂川、神戸住吉など、通勤の途中や仕事帰りに立ち寄りやすい場所にスタジオがあります。デスクワークで固まった股関節をその日のうちにほぐして帰れる、というのは通いやすさの面でも大きな違いになります。

完全個室のマンツーマンだから、ふらついても大丈夫

片脚立ちの練習は、人目があると気になるものです。完全個室のマンツーマンなら、ふらついても、うまくできなくても構いません。はだしになって足の使い方を見たり、左右差をじっくり確認したりする時間も取れます。

40代・50代からの再スタートに慣れている

BEZELに通われる方の多くは、「運動から何年も離れていた」「体力に自信がない」という状態からのスタートです。どこから始めれば無理がないか、どのタイミングで負荷を上げるか。その判断の積み重ねが、続けられるプログラムにつながっています。

よくある質問

Q1痛みはまったくありません。それでも対処は必要ですか?

むしろ痛みが出る前の今が、いちばん戻しやすい段階です。「できなくなった」という変化は、痛みより早く現れることがよくあります。ここで手を打つと、生活を大きく変えずに済みます。痛みが出てからでは、まず痛みを落ち着かせる時間が必要になり、その分だけ遠回りになります。

Q2ストレッチだけでは足りないのでしょうか?

ストレッチは動く範囲を取り戻すのに有効ですが、片脚で支える力そのものは、支える練習でしか育ちません。伸ばすことと支えること、両方が必要です。どちらか一方だけを何か月も続けて変化がない、という方は、足りていないほうを足してみてください。

Q3運動から10年以上離れています。何から始めればいいですか?

まずは座ったままできる検査3と、横向きに寝て行うクラムシェルから始めてください。転倒の心配がなく、負荷も軽い運動です。そこから徐々に立って行う種目へ進みます。何年離れていても、始める順番さえ間違えなければ体は応えてくれます。

Q4どのくらいで「立ったままはける」ようになりますか?

体の変化の感じ方には大きな個人差があります。お尻の使い方を思い出すのは比較的早く、支える力として定着するには時間がかかる——という順番だと考えておくと、途中で焦らずに済みます。数週間で片脚立ちの秒数が伸びる方もいれば、数か月かかる方もいます。

まとめ

「立ったまま靴下がはけない」は、単なる不便ではありません。股関節の動く範囲、お尻の支える力、体幹の安定という体の中心部が落ちてきたサインです。痛みがないぶん見過ごされやすく、座ってはくという回避策があるぶん、進行にも気づきにくい変化でもあります。

けれども裏を返せば、まだ痛みが出ていない今こそ、いちばん戻しやすい段階だということです。座り時間を切る、股関節を伸ばす側に動かす、お尻を目覚めさせる、歯みがきの2分で片脚立ちをする。今日からできることは、どれも特別な道具を必要としません。

それでも変わらない、左右差が気になる、どこに効いているかわからない——そう感じたら、一度専門家と一緒に確認してみてください。大阪・京都でマシンピラティスと加圧トレーニングの両方から選べるBEZELが、いまの股関節とバランスを測るところからお手伝いします。

まずは、いまの状態を測るところから

体験トレーニングでは、股関節の動く範囲・お尻の働き・片脚で支える力をチェックし、いまのあなたに合った進め方をご提案します。
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