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残暑に負けない疲労回復のススメ① ~食事編~

夏の厳しい暑さが続く昨今、朝夕は秋らしい風も吹くようになりました。季節の変わり目になると変化についていけず何とも言えない疲労感に襲われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで疲労しやすいこの時期を元気に乗りきるための3つのポイントをお教えします。

1・疲労回復のための食事は?

まずは暑い夏場は自然と水分は多めにとられると思いまずがその水分でお腹が満たされ食欲が湧かず、お腹が冷えることで胃腸の働きが弱り、また水分過多で胃液が薄まり消化機能が低下して胃腸が疲れ全身の倦怠感につながってしまうことがよくあります。特に胃腸が弱い方は水分の摂取の仕方も少し配慮しておくと疲れにくくなります。お水は体との浸透圧の違いで吸収されにくく胃腸に溜まりやすいです。そこで最近主流の糖質制限でたんぱく質を補給するためお肉などを多めに摂取していると消化不良を起こして疲労が抜けなくなっていきます。そこはエネルギー補給のためにも白米などの糖質も入れて消化の手助けをしながらたんぱく質の補給してあげることがお勧めです。

タイミングは生活習慣の中でベストなタイミングを見つけていくことが大事ですが、朝はなるべく糖質をしっかりとって身体のエンジンをかけて、脳にも十分エネルギーを満たしてあげましょう。時間が進むにつれてたんぱく質を多く摂取できるようにとっていくのがポイントです。ベストなタイミングが見つかれば後は効果的な栄養摂取を意識しましょう。

2・疲労回復食とは?

まずは基本として栄養バランスの取れた食事を何回摂れるかです。栄養は基本的に単体では仕事できずにほかの栄養素と働きを補い合いながら体に吸収されていきます。パンや白米がお好きでよく摂取される方はその分、糖質からエネルギーを作り出すために必要なビタミンB1(豚肉・豆類・緑黄色野菜・バナナなど)を一緒に摂取されるとよいでしょう。そこにたんぱく質も意識的に摂取を心がけてください。ここ数年でサプリメントへの意識も高まりスポーツ選手のためだけのものと思われたプロテインも一般の方にも幅広く摂取されています。ただしプロテインなどのサプリメントはいくら性能が良くなってもそこはあくまでも補助食品。土台となる栄養がしっかり取れていないと効果薄です。ですので、一度の食事に肉・魚・豆類などのたんぱく質は必須になります。特にお肉の赤身に多く含まれるBCAA(分岐鎖アミノ酸)は疲労回復にも必要な栄養素。またそこにビタミンB6(卵・牛乳・レバーなど)を含む食材を加えるとたんぱく質の合成を促し疲労回復効果が促進されます。

3・疲労回復メニューとは?

朝)お勧めはご飯・味噌汁・卵・魚・納豆・のり・漬物の典型的な和食のメニューは改めて栄養価もバランスもよく優れた食事といえます。あとこれに梅干しなどの酸味を加えて食欲を増進させ疲労回復効果のあるクエン酸を摂取して納豆や味噌汁にはネギなどの香味を加えてネギが含む栄養アリシンで糖質の代謝を促すとよいでしょう。最後に果物などビタミンCを含んだものを摂取すると完ぺきといえますね。洋食派の方ならパンにできれば野菜スープ、卵に緑黄色野菜を多く含むサラダ、オレンジジュースなど朝から摂取できると良いでしょう。

昼・夜)肉・魚などの主菜を中心にご飯などの主食、野菜・果物などの副菜をバランスよく摂取される良いでしょう。特に夜は疲労回復のためにもたんぱく質の摂取を意識的にとり就寝につくように心がけてください。また、寝る前に空腹を感じたからとにかくお腹を満たすのはNG。空腹時は実は成長ホルモンの分泌量が高まるときなんです。安易にお腹を満たさず、成長ホルモンの分泌を就寝しながら高めて朝食でしっかり栄養補給が望ましいです。

間食)甘いものに行きがちですが、もしできればアミノ酸の補給が望ましいです。ここでプロテインなどをうまく活用して疲労を蓄積させないように心がけてくださいね。

 

 

このように心がけ一つで疲労の抜け具合が変わってきます。是非とも実践できそうなところから始めてみてくださいね。次回は残暑に負けない疲労回復のススメ 運動・睡眠編です。

 

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