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赤身肉は実は体に悪い?

トレーナーの玉岡です。

赤身肉は脂質が少なく、タンパク質も豊富なこともあり、ダイエットなどに用いられることも多いと思います。

今回はそんな赤身肉に含まれるカルニチンと心臓病の関係について話していきます。

 

医師たちによると赤身の肉に含まれる飽和脂肪酸とコレステロールが心疾患リスクを上昇させると考えられています。

論文ではカルニチンがその原因と言われているものもあります。

カルニチンは赤身肉に多く含まれる化合物です。ダイエットサプリメントとして利用されているもの、栄養ドリンクに含まれているものもあります。

 

カルニチンは通常、体内で脂肪酸を細胞に運搬するのを助ける。

エネルギーとして利用されるようにするものです。

米クリーブランド・クリニックの研究チームは人とマウスの両方を対象に押した実験で、消化管内にいる特定のバクテリアがカルニチンをTMAO(トリメチルアミンN-オキシド)と呼ばれる別の代謝物質に変換し、これがアテローム性動脈硬化という動脈硬化の一種が促進されることがわかっています。

 

スタンレー・ヘーゼル博士の研究によると、心機能検査を受けた2595人の患者の記録を分析しました。血中のTMAOが多ければ多い人ほど、心血管疾患、心臓発作、それに脳卒中を発症したり、死亡したりする可能性が高くなることが発見されています。

 

赤身肉の中の飽和脂肪酸、コレステロールを全て説明できるリスクより高いと考えられています。

 

長期的な食事パターンが消化管内のTMAO生成バクテリアの量に影響を与え、リスクを増加させると考えられています。

研究によると、長期間何回でも摂取する雑食性の人が8オンス(約226グラム)のステーキとカルニチンのサプリメントを摂取するとバクテリアとTMAOの水準がともに増加した。

しかし完全菜食主義が自発的が自発的に同じ食事とサプリメントを摂取しても、TMAOとバクテリアの量は全く増えなかった。

へーゼン博士によると完全菜食主義者は基本的にカルニチンを消化する能力を失っていると指摘しています。

 

サプリメントのカルニチンも活力を高める、体脂肪減少、体重減、疲労回復などの様々な効果をあると言われています。

 

2006年のリスク評価によると、1日2000ミリグラムのカルニチンを6ヶ月摂取しても、有害事象は確認できなかったといわれています。

 

長期的にカルニチンのサプリメントを摂取する場合は体に害が起こる可能性があります。

なので食事摂取できている場合はサプリメント、栄養ドリンクなどの摂取をする必要ないと思います。

カルニチンはナッツ類、まめ、野菜、それに果物にも少量含まれています。

 

 

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